前回は後ろのほうだったけど、今回は友人に頼んで前から2列目! しかし、これには思わぬ落とし穴が・・・・
"Voices Inside My Head"が流れる中、メンバーが登場。スティングは長いマントのようなものを着ている。例のエレクトリック・アップライトもはじめて見たので驚いた。1曲目は"Don't Stand So Close To Me " レコードでは歌い出しは低いけど、いきなり高いパートで歌いだすからウォーと盛り上がって立ち上がったけれど、あれ、回りのみんなどうしたん? ずいぶん落ち着いてるやん。えっ、ふと左側を見たら、会場の左半分は大盛り上がり。何故だ???
この現象を解説すると、ウドー主催の場合、(当時は)会場の半分のチケットををウドーで、残り半分をプレイガイドで売るようになっていて、ウドー発売分の前のほうの席を取るためには、良い番号の整理券を取る必要があったわけです(これは今でも同じかな)。それにはやはりそれなりのノウハウ(要はいかに情報を早く入手し、根気よく並べるかってことだけなんですか)があって、一元さんが5番以内を取るのはまず無理。それに交代で長いこと並ぶ必要があるので一人二人でも無理。ということで、ウドー主催なら前のほうはどのコンサートでも同じような連中が占めていて、「前の席があるから、特に好きでもないけど行ってやらんこともないわ」みたいなふざけた奴らがふざけた態度で陣取っているその真っ只中に、私と(チケットを取ってもらったのとは別の)友人がいた訳で。ああ、安易に人に頼んだ私が悪うございました。でも、この身の置き所の無さをどうすれば・・・
今では私も大人なんで、まあそんな奴もおるわなあぐらいにしか思わないけど、この時はよっぽど腹が立ったようで、この後のライブの内容は断片的にしか覚えてなくて。ステージのソデにいた子供が、今回Fiction Planeとして来日する彼かなあとか、スティングがビデオ・カメラを持ってる間ベースを弾いていたのはキム・ターナーだったっけ? とか。
実はこの後にも、スティングのソロでの来日時に、妻の会社の人にいい席を取ってもらえると聞いたので、頼んだところがスタンドの後ろのほう。結局アリーナのチケットを買いなおしたけど、悪いスタンドの席が売れずに苦労したことがございました。我ながら学習能力は無いようで。
このエントリーも、古い記憶を基にしているので間違いや記憶捏造などがあるかもしれませんのでご注意を。
セットリスト
Voices Inside My Head
Don't Stand So Close To Me
Walking On The Moon
Deathwish
Fall Out
Man In The Suitcase
Bring On The Night
De Do Do Do De Da Da Da
Truth Hits Everybody
Shadows In The Rain
When The World Is Running Down
The Bed's Too Big Without You
Driven To Tears
Message In A Bottle
Roxanne
アンコール
Can't Stand Losing You/ Be My Girl
アンコール
So Lonely
再結成ポリスの大阪公演もいよいよ1週間後ということで、過去の来日公演を振り返ってみたわけですが、どうなることかとやはり心配で。もちろん若い時のような勢いや、伸びのある歌声を期待しているわけではないんだけど・・・。 初来日の時に、予想以上の幅の広いプレイっぷりで驚かせてくれたように、やはり何らかの形で各メンバーのソロでのキャリアを反映して、過去とは違う魅力が感じられたらいいな、それにツェッペリンみたいに今までライブではやってない曲を聴かせてくれたら・・・いや、余計な期待はいかん、無心で行こう、そうできるものならだけど。