北宋社 1985年発行
村上春樹、甲斐よしひろ、深町眞理子他のインタビュー/執筆、蛭子能収のマンガによる本邦初の研究本。
85年といえば日本ではまだ『キャリー』『呪われた町』など5点ほどしか出版されていなかった(しかも『シャイニング』はパシフィカ版が絶版になっていたので読めなかった!)ことを思えば異例とも言える早さだ。21人が様々な角度からキングを語り、否定的な意見もあるところが面白い。ただ、今読むとちょっと観点がずれてるなと思うような個所もあるが、キングの評価も定まっていないような時期だったのでしかたないだろう。
2002年に新装版が出た。(内容は同じ)