もう一週間前のことになりますが、Perfumeのコンサートのチケットが取れなかったのでがっくりしています。仕事は忙しいし、調子が悪かったPCをようやく買い換えたものの、iTunesの引っ越しが面倒で。アルバムアートワークがいっぱい消えていたり、やっとiOS 5にアップデートできたと思ったら「瞬間日記」の中身が消えてるし、iPodとの同期がなぜかエラーになるし(これは解決しました)、もうストレスたまりまくりやん、こうなったらPerfume見に行くしかない!と急に思い立って一般発売で取ろうとしたけどやっぱり無理でした。妻や娘には「ファンクラブ入るしかないで」と言われたけどさすがにそこまでは・・・というわけで『ぼくのゾンビ・ライフ』は一人称のゾンビもの。主人公のヘタレっぷりが半端なく、どうなることかと心配したけど終盤はそれらしい盛り上がりで満足。でも表現の広がりは凋落への一歩でもあり、複雑。20世紀SFシリーズ、昔のSFはロマンに溢れてていいなあ。続きも順次読む予定。『ソウルケイジ』は前作比数段落ち。こういうありえない自己犠牲ものは苦手です。
『闇の王国』はマシスンに思い入れがあれば感慨深く、なければむにゃむにゃ。『どうかと思うが、面白い』、こんな本が図書館にあること自体どうかと思います。『私の家では何も起こらない』は最初の一編は素晴らしい! でもどんどんレベルが下がってゆき・・・、もしかしたらある特定のホラーのジャンルが衰退していく過程を描いた連作だとしたら大傑作なのでは?と一瞬思ったけど、それはやっぱり考えすぎですね。
で、帯にも「古典的なモンスターをみごと復活させた」とあるように、消費しつくされてすり切れて、当時すっかりおちぶれていた存在を現代によみがえらせた、キングの全作品の中でも最も影響力が大きいと思われる金字塔的傑作『呪われた町』が新装復刊。キングの代表的な長編のうちなぜかこれだけ集英社で、表紙がちょっととか、本棚に並べたときに背表紙が浮いてるよなとか思っていたので、新しい表紙がファンにはおなじみの藤田画画伯になると知ったり、またその画像を見たときにはどれだけ嬉しかったか! しかーし、背表紙の色は前より圧倒的にダメやん!! この色、センスなさすぎ。かんべんしてくださいよほんまに。
『不眠症』と『呪われた町』を読んで、図書館に行く
服が暇がないとなればもうこれしかない、というわけで現在ダークタワー絶賛再読中です。
期間 : 2011年11月
登録数 : 17 件
スティーヴン・キング / 集英社 (2011-11-18)
スティーヴン・キング / 集英社 (2011-11-18)
平山 夢明 / 扶桑社 (2011-06-03)
山田 風太郎 / 講談社 (1998-12-11)
河合 隼雄 / 小学館 (2001-12)
恩田 陸 / メディアファクトリー (2010-01-06)
リチャード・マシスン / 早川書房 (2011-08-10)
誉田 哲也 / 光文社 (2009-10-08)
Doobie Brothers / Warner Bros UK (2011-10-18)
James Blake / Polydor UK (2011-10-18)
Nikki Jean / S-Curve Records (2011-08-10)
The Smiths / Wea/Rhino (2011-10-01)
アガサ・クリスティー / 早川書房 (2004-05-14)
レイ ブラッドベリ , フィリップ・K. ディック / 河出書房新社 (2000-12)
尾田 栄一郎 / 集英社 (2011-11-04)
アイザック アシモフ , ブラウン / 河出書房新社 (2000-11)
S・G・ブラウン / 太田出版 (2011-06-23)