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カテゴリ:キングが影響を受けた作家、作品( 6 )
キングの影響力/若いって
SFマガジンにウチの記事が載った(^0^)/スティーヴン・キングを読もうの巻

前に紹介したSFマガジン2008年6月号の評論「暗黒の塔 消失点」にtoppoiさん自身の記事が引用されたことを受けてのエントリーですが、これが面白い。何が良いかってきっぱり言い切る気持ちのよさ。
キングの小説はホラーという枠に収まらず、あまねく分野の芸術・エンタメに影響を与えている。大げさではなく、今やキングの影響を一次的にしろ二次的にしろ全く受けていない作品はほとんどないんじゃいかっていうくらい
もちろんキャラによるって部分もあるとは思うんだけど、このきっぱり感、若さだよなあ。私なんかも『呪われた町』以降に書かれた吸血鬼ものは全て、何らかのかたちで『呪われた町』の影響を受けていると思ってるんだけど、それをなかなかスパッと書けないわけで、そのへんがやっぱり歳だと感じる次第。普段はいつまでたってもガキやと思ってるのに、本当に若い人と比べたら、もう歴然ですよ。藤田さんがtoppoiさんの記事を引用したのも非常に的確な選択だと思われます。

まあそんな個人的な気持ちはともかく、私には全く知識のない、ゲームやマンガの世界におけるキングの影響についても書かれているし、キング論としても楽しいのでキング好きの皆さんはぜひご一読を。
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by kingdow | 2008-07-01 12:43 | キングが影響を受けた作家、作品
ホラーSF傑作選 影が行く P・K・ディック、D・R・クーンツ他
a0007287_14315246.jpg日本オリジナル編集のホラーSF短編集。収録作品は
消えた少女/リチャード・マシスン
悪夢団/ディーン・R.クーンツ
群体/シオドア・L.トーマス
歴戦の勇士/フリッツ・ライバー
ボールターのカナリア/キース・ロバーツ
影が行く/ジョン・W.キャンベル・ジュニア
探検隊帰る/フィリップ・K.ディック
仮面/デーモン・ナイト
吸血機伝説/ロジャー・ゼラズニイ
ヨー・ヴォムビスの地下墓地/クラーク・アシュトン・スミス
五つの月が昇るとき/ジャック・ヴァンス
ごきげん目盛り/アルフレッド・ベスター
唾の樹/ブライアン・W.オールディス

と豪華。50~60年代の作品が中心なので、やや古さを感じさせるものの、かなり楽しめる内容となっている。

キングは叔母さんのガレージの屋根裏にあった<ウィアード・テールズ>のアンソロジーや、H・P・ラヴクラフトのペーパーバックの山のおかげでホラーに開眼し、そこからロバート・ブロックやクラーク・アシュトン・スミス、フランク・ペルナップ・ロング、フリッツ・ライバー、ブラッドベリといった作家の作品を読み進めて行ったそうだ。(『スティーヴン・キング 恐怖の愉しみ』より)ズバリ本書に収録されているような作品を、その頃のキングは読んでいたんだろう。

中でも本書の目玉であり、映画「遊星から(より)の物体X」の原作でもある「影が行く」は、「感染」すること、その辺にあるもので変な機械を作ることなど『トミーノッカーズ』のルーツそのもので、あの作品を偏愛するほどの熱心なキング・ファンなら必読の一編だ。

個人的にはクーンツの初期の短編「悪夢団」が印象的だった。現在の彼の作風よりはるかに暴力的でダーク。クーンツがこのまま進んでいたらどんな作品を書いていたんだろうと想像してしまう。

中村融氏による「ホラーSF私論」も、キングとホラーSFの関係を知るのに役立つ。キング・ファンなら買って損のない一冊だと思う。   

影が行く―ホラーSF傑作選
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by kingdow | 2005-01-23 15:27 | キングが影響を受けた作家、作品
千の顔を持つ英雄
a0007287_235856.jpgジョゼフ・キャンベル 平田武靖/浅輪幸夫 監訳 人文書院 1984年発行

キングとストラウブは『タリスマン』を執筆するにあたって「"ヒーロー"に関する本、すなわち、叙事詩に出てくる英雄、英雄の意味、英雄の成長段階、キリストの人物像とその神格化について書かれた本を読みふけった」(『必携スティーヴン・キング読本 恐怖の旅路』より)そうだ。その中心的な役割を果たした一冊が本書であることは間違いないと思われる。ルーカスも「スター・ウォーズ」のストーリー作りの際に、本書を大いに参考にしたそうだ。

英雄神話の諸相を豊富な例を挙げて解説した本書は、キャンベルの数多い著作の中でも代表作と目されていて、物語を紡ぐ者だけではなく、それを愛する人々にとっても必読の書である。キャンベルの著作を通じて、物語の背景にある神話的原型を知ることによって、さまざまな物語をより深く楽しむことができるし、人生における神話の意味(生きるよすがとしての神話)を自覚することによって、より豊な人生を送ることができるかもしれない。こう書くと大げさな感じもするが、実際に信仰に代わるものとして物語を心の支えにして生きている人は、結構多いのではないだろうか。

この時の勉強の成果は『タリスマン』以外にも、『ダーク・ハーフ』『ローズマダー』『不眠症』などの作品に表れている。「サイコポンプ」なんて言葉は、絶対キャンベルの作品から仕入れたはずだ。

本書は買って損のない名著であるが、上下2巻の大作であり、「いきなりこれはキツイ」と思われる方には、ビル・モイヤーズとのインタビューをまとめた『神話の力』か、講演集の『時を越える神話』が読み易くておすすめ。

千の顔をもつ英雄〈上〉
千の顔をもつ英雄〈下〉
神話の力
時を超える神話キャンベル選集 (1)
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by kingdow | 2004-06-27 00:00 | キングが影響を受けた作家、作品
山荘奇談 シャーリイ・ジャクスン
『死の舞踏』でキングが褒め倒している作品。幽霊屋敷ものの最高傑作と目されている作品でもある。2度映画化されているので、それをご覧になった方も多いだろう。

さて、正直に告白すると、私はこの小説が苦手だ。キングの即物的な作風に慣れ過ぎてしまったせいなのか、関西人のいらち(短気)さが災いするのか、思わせぶりな雰囲気に、読んでいる間ずっと神経が逆立って落ち着かない。特にエレーナに対しては、怒り以外の感情を抱くことが困難だ。質の高さは理解できるのに、それを楽しめない自分自身に一番苛立ちを感じているのかも知れない。

この作品のように、読む人によって様々な解釈が成立するような小説を、何度も繰り返し読んでは、じっくりと楽しむのが「大人の読書家」だというイメージが、私にはある。それは「ガキ」の私にはまだ手の届かない境地に思える。けれど、スタンリイ・エリンの「決断の時」が楽しめるようになった(初めて読んだ時は結末がないことに怒りまくった)のだから、いつかはきっと・・・。

あと2,3年ぐらい経ったら、4度目の再読にかかろうか。
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by kingdow | 2004-06-17 23:32 | キングが影響を受けた作家、作品
吸血鬼ドラキュラ
a0007287_123112.jpgブラム・ストーカー 平井呈一 訳 創元推理文庫 1971年発行

誰もが知っている古典中の古典でありながら、本書を実際に読んだことのある人はそう多くはないのではないか。私もこのサイトで紹介するという目的がなければ、おそらく手にとることはなかったと思う。
以前にホラー小説好きのたしなみとして、ポーぐらいは読んでおくべきだと思ったが、古臭くって全く楽しめず、途中で投げ出した経験がある。本書も同様ではないかと危惧しながら読み始めたが、これが面白い!一般的に『吸血鬼ドラキュラ』といえば、「吸血鬼ものの元祖」として認知されていると思うが、これが違うのだ。レ・ファニュの『吸血鬼カーミラ』(創元推理文庫)等、過去の吸血鬼小説や伝承を研究した上で書かれた「吸血鬼物語の集大成=決定版」とも言える作品なのだ。全てが日記や手紙などの書簡によって構成されており、多重視点で物語が進行する様子は今読んでも斬新さを感じさせる。そしてなによりストーリーが良く、娯楽小説としてのレベルも高い。これはストーカーが演劇の世界に身を置いていた経験が生きているのだろう。
現代でも充分に通用する魅力を持った作品だが、今日のホラー作品と決定的に違う点がひとつある。それは登場人物たちの信仰心の厚さだ。ドラキュラが十字架や聖水に弱いという設定は、神の力を信じているからこそ生まれたのだろう。信仰無き時代に生きる我々は、いったい何を武器に戦えばよいのだろう?
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by kingdow | 2004-03-11 12:32 | キングが影響を受けた作家、作品
レイ・ブラッドベリ
a0007287_121647.jpg風間賢二氏はこう語っている。「SF&ファンタジー・ファンにとって、ブラッドベリは麻疹のようなものである。一度は誰もが体験する軽い病なのだ。」(1)と。また『IT』の評の中では「これを読んで、キングの本質が郷愁と甘さを抜いたブラッドベリであることに気づいた。」(2)とも。
そしてキングは「ブラッドベリの名は、読書通の間ではファンタジーというジャンルの代名詞として浸透してきた。だが、私にいわせると、ブラッドベリは彼独自の領域でのみ作品を生み出しているのであり、因習打破を目指すその非凡なスタイルは、とても常人にはまねできないという気がする。」(3)と評している。キングが初めて本物のホラーの洗礼を受けたのは、ブラッドベリの作品を翻案したラジオドラマだったそうだ。
ルイ・アームストロングのように有名(4)で、洗練された文体と繊細な詩的感受性(5)で「グロテスクとアラベスク」(6)の小説を多数生み出した。(ここまで、ちょっと楽をして全て引用でまとめてみた。)
キングとブラッドベリは共に、子供を描かせたら抜群の冴えを見せるが、あくまでもイノセントなブラッドベリに対し、その世界にあこがれながらも、子供といえどもタフさを要求される現代的な姿を描かざるを得ないキングとでは、立脚点にかなりの開きがありそうだ。ブラッドベリはロマンチストで、キングはペシミストということだろうか。
キングは『何かが道をやってくる』(創元推理文庫)を一番のお気に入りとしてあげている。私が特に好きなのは『たんぽぽのお酒』(晶文社)、「いつ果てるとも知れぬ春の日」(7)、「すばらしき白服」(8)あたり。

(1)(2)どちらも『活字中毒養成ギプス』(角川文庫)より。
(3)『死の舞踏』(福武書店)より。
(4)『何かが道をやってくる』のあとがきより。
(5)『とうに夜半を過ぎて』(集英社文庫)の作者プロフィールより。
(6)クリストファー・イシャウッドの評より。
(7)短編。『とうに夜半を過ぎて』に収録。
(8)短編。『万華鏡』(サンリオSF文庫)に収録。
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by kingdow | 2004-03-07 12:16 | キングが影響を受けた作家、作品



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