『ザ・スタンド』の箱の件で質問をしたのがきっかけで、文藝春秋翻訳出版部の方と何度かメールのやり取りをさせていただいた。日ごろ出版社に対しては、なにかと不満に思うことも多いけれど、現場で働いておられる方は、我々と同じように本好きで、ご自身の仕事に対する真摯な気持ちをもたれていることが感じられ、とても嬉しく、また心強く思った。
話のついでに「何かお勧めはありませんか?」と尋ねたところ、以下の作品を推薦していただいた。
「弁護士は奇策で勝負する」 デイヴィッド・ローゼンフェルト
ブレイン・ドラッグ アラン・グリン
イデアの洞窟 ホセ・カルロス・ソモザ
わが手に雨を グレッグ・ルッカ (近刊)
「イデアの洞窟」は風間賢二氏訳。アマゾンのレビューを見ると、いかにも彼の好きそうな感じ。
「ブレイン・ドラッグ」は確か「本の雑誌」でも評価が高かったような記憶が。
さてどれを読もうかな。