何故か今まで縁がなく、はじめてのJeff Beck。めちゃめちゃ後悔してます。なんで今まで見逃したんや、なんで18日も行かなかったんやと・・・・
いやもうかっこいい。大ベテランなのに重厚さや(大ヒットがないこともあるのか)ありがちな義務感とも無縁で、軽やかで風通しがいい。「人馬一体」という言葉があるけど、彼の場合は「人ギター一体」な感じ。ミュージシャンとしての自分と、私人としての自分が別なのではなく、日常がギターと共にある人ならではの雰囲気、そうでなければ生まれないであろう多彩さがあった。天然、なんやろうなあ。
だからもう曲目がどうのなんてことは全く無く、全ておいしくいただきました。バンドのほうも、音だけでなく弾くスタイルも腰が座ってて、おまけに萌え死にしそうなぐらいキュートだったTAL WILKENFELDちゃんが最高だったのは言うまでもなく。Vinnie Colaiutaさんは・・・・個人的には無駄に手数多すぎかなと。3割引ぐらいにして欲しいと思いました。ただ、このメンバーでフュージョン系はあたりまえにはまりすぎなので、テクノ系の曲を人力でゴキゴキにプレイしてくれたら面白かったろうに、と思うのは贅沢すぎるか。
この翌日の20日には、BS hiでロニー・スコッツでのライブが放送され、細かいところまで楽しめて2度おいしい、TALちゃんよく見たら・・・また惚れた。あー、もう一度見たい、なんで18日・・・・
そうそう、この日は久しぶりの厚生年金(たぶんパール・ジャムの初来日以来)だったんですが、ホール最高!オールスタンディングはおっちゃんにはつらいし、アリーナやスタジアムって本来コンサートの場ではないやろうと改めて思ったり。会場にはジャーニーのポスターが貼ってて、おやじにはホール、というのが定着してきたのかも。