「レコ・コレ」8月号はポリス特集。リアルタイムでポリスを聴いていた人なら、「シンクロニシティー」の輸入盤でジャケ違いのものがあったことをご存知かと思いますが、その写真が口絵に。なんでも米国盤は93種類(!)もあるとか。
読み物として一番面白かったのは、「京大西部講堂の舞台裏」。当時は1つのバンドのコンサートに何度も行くという発想が無かったので、この西部講堂でのコンサートは見逃したんですが、これを読んでますます激しく後悔してます。
いくつかの記事で、「いかにレゲエの取り入れ方が画期的だったか」と書かれてますが、当時のミュージック・マガジンでは「クラッシュはレゲエの精神的な部分まで理解し、取り入れているからいいけど、ポリスは音楽的な面をパクッただけ。」というような論調が基本的だったはず。「今にしっぺ返しをくらうぞ」なんてことまで書いてあったよな。おまけに表記は「ポリース」だったし(大笑い)
そういえばロッキン・オンでもポリスは「ロックの敵」扱いだったし、評論家筋には受けが悪いバンドだったなあ。好意的だったのはミュージック・ライフの兄弟誌「JAM」ぐらいのものでした。
ポリスは3種(正確には4種)の変形ピクチャー・シングルを出していますが、これには載っていないので、ついでに紹介しておきます。
'Roxanne' / 'Can't Stand Losing You' badge shaped picture disc
'Message In A Bottle' star shaped vinyl picture disc
'Don't Stand So Close To Me'/ 'De Do Do Do De Da Da Da'は適当なのが見つからなかったので、写真が小さいけど
こちらで。
レコード・コレクターズ 2007年 08月号 [雑誌]