11月24日、「Perfume WORLD TOUR 1st」シンガポール公演のライブビューイングに行ってきました。「ライブビューイング」というのは、コンサートや舞台の中継を映画館で上映するイベントで、
Live Viewing Japanのサイトに行くと「通常の公演の様にスタンディング、拍手、応援をして盛り上がるお客様もいらっしゃるイベントです。」なんて書いてある。本当に映画館でスタンディングなんてするのか? 気になって事前にいろいろ調べてみたら、アーティストや会場によってまちまちらしい。昔トーキング・ヘッズの「ストップ・メイキング・センス」やU2の「魂の叫び」を劇場で見た時は、じっとしていなければならなかったのが苦痛で苦痛で、あんな思いはしたくないから立つまではいかなくても体動かしたり、少しは声出したりできればいいな、でも神戸はどうやろ? と不安でした。一緒に行った娘には「父ちゃんは家でDVD見る時もほとんど坐ってへんもんな」とつっこまれましたし(汗)
実際に始まってみればその心配はなんだったのかというぐらい、109シネマズHAT神戸に集ったお客さんたちは熱かった。全員というわけではないものの、多くの人が通常のライブと全く同じノリで楽しんでいました。もちろん私と娘もです。なによりオープニング、
グローバル・サイトの例のダンスをCGではなく本人たちではじめて見れただけでも大感動。続けてNIGHT FLIGHTだと、ぐぎぎ、うらやまし過ぎる、次はコンピューターシティとエレクトロ・ワールドの連打なんて、ここでもう昇天しそう、MCを現地のお客さんに通訳させるとか! その人がまた巧すぎる!! あ~ちゃんのMCは海外でもそのままや(笑)、Spending all my timeの振付は何度見ても凄い、曲はたいしたことないのによくもこれだけ化けたもんだ、edge!!!!ありえないかっこよさ、後ろのただのスクリーンと思っていたのが分割して動いてる! 今回新たに加わったソロで踊るパート、のっちがキレッキレでちびりそう・・・・・と、書いていけばきりがないほど、ライブ自体は素晴らしい内容でした。映像の画質や音質、音量には不満を感じたものの、大きなスクリーンでお三方の美しい御御足をじっくり鑑賞できたのでおっさん的には大満足、特にかしゆかのスタイルときたらもう!
スケベ親父目線な感想はひとまずおいて、スポーツ選手でもミュージシャンや作家でも、長く活動を続ける上でモチベーションを高く保つことは非常に困難なことだと思われます。Perfumeは今回海外進出という新たな目標を掲げ、そのことによって自分たちを追い込み、挑戦する姿勢を失わないことは凄い、とその情報を知った時から思っていたものの、実際に汗を流して奮闘する姿をリアルタイムで見ることは頭で理解する、心で感じるというより、はらわたに沁みるようでした。JPN新参で、日頃はなんでもっと早くPerfumeに気付かなかったのかと悔し涙に暮れていたのが、心から間に合ってよかった、彼女たちの新たな一歩を目撃できてよかったと思えた一夜でした。これから年末に向けて忙しくなるけど、おっさんもがんばるよ! ありがとうPerfume!いつもながらキモくてすいません。