改札を抜けて地下街へ出ると、またあの男がいた。一昨日から毎日見かける。いつも同じジーンズとトレーナー姿で、なんとなくだらしない感じがする。そしていつも左手に刃物を持っている。一昨日はナイフ、昨日はカッター、今日は大きな裁ちバサミだ。私も用心のため、鞄に包丁を忍ばせている。前方を見ると、バイキンマンの帽子をかぶった3~4歳ぐらいの子供たちが歩いてくる。これはまずいとその男の方を見ると、私に向かってハサミを構えて突進してきたではないか!
これが今朝の夢。最近は夢を覚えていることなどめったにないのに、たまに覚えていたらこれかよという感じ。おかげで今日は気分が優れない。