大人になって読み返したらスゴかった 「英文標準問題精講」
不勉強な私には全く縁のない「英文標準問題精講」ですが、上のエントリーでも引用されている言葉が印象に残った。
すぐ忘れ去られる本がある一方で、何十年と長く読みつがれる本があるが、その違いは何か。長生きする本は、その当時最も売れた本でもないし、一方で最も正しいことを書いた本でもない。それはただ、その本に気をとめ、大きな声で推薦する声が途切れなかったから長く、生き続けてきたのである。成熟された、いい考え方だと思う。ヘンリー・ミラー
私が今、デュマの『三銃士』や『モンテクリスト伯』を読んで「やべー、超面白い!」と感じるように、未来の人たちがキングの『IT』や『シャイニング』や『呪われた町』や『刑務所のリタ・ヘイワース』や『スタンド・バイ・ミー』(以下延々と続く)を読んで楽しむことは間違いないと確信している。でもそれにはやはり声を出さないと駄目なんだ、こうしてここでことあるごとに「キング面白いよキング」と書くことが決して無駄ではないんだと改めて。いや別にそんな裏付けがなくても書きますけど、ちょっといいなと思ったもので。
英文標準問題精講